ごちゃまぜカフェ物語 47

カフェの近くに暮らすシニア世代の
富岡さんが、稲荷山に津軽三味線の音色を響かせたいと3月25日19時から、

“三味線の夕べ”を開催してくれることになった。

富岡さんはコカコーラ会社で定年まで働いてきた方で、長野県内にあった“16ボトラーズ” について話をしてくれた。

ボトラーズとは、コーラをボトリングする会社の事で、昔は全て瓶にボトリングしていたことなどを、工場の情景が浮かぶほど楽しく話してくれた。

そんな富岡さんが、コカコーラボトルを三味線に持ちかえた理由は、これからの高齢化社会で自分にできる社会貢献を考えてのことだったという。

いまある日本社会を築いてきた世代の方達が今もなお、この社会を作り続けていることに、お話を聞きながら感動を覚えた。

富岡さんは、マツ駒さんというお仲間を連れて歌と太鼓も披露してくれる。

沢山の方達に富岡さんの三味線、そして富岡さんと語り合う時間を楽しんでもらえたら、ごちゃまぜカフェで何かが少し
動き出す気がしている。

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