『じゃあ、やり時だ!』
長年に渡り障がい福祉に、深く携わってこられた青木みどりさんが、フラリとごちゃまぜカフェへ遊びに来てくれた。
NPO法人 Happy Spot Clubは、民間のボランティア団体として過ごした時間も含めれば活動は、もう9年目となる。
「今日、よくわかった。ごちゃまぜカフェみたいな場所が、いま本当に必要なんだよ!」
青木さんの言葉を聞いていたら、
もう天国へ行ってしまった認知症のお年寄りが、私にくれた言葉を思い出した。
今から5年ほど前、
沢山の生きづらい人達が、怖がらず、怯えずに人と生きていける居場所を作ろう。新しい事を形にしていこうと考えながら、
自分に自信が持てず尻込みしていた時、
沢山の新しい事業にチャレンジを繰り返し生きてきた、認知症のお年寄りが私に言ってくれた言葉…
「それを、あなたの周りでやっている人はいるかい?」
その時私は答えた。
「たぶん…いないと思います。」
するとその方は、ニッコリと笑って言ってくれた。
「じゃあ、やり時だ!」
青木さんと話しながら、心から
あの日の言葉が胸に蘇ってきた。
今日のこの日の、青木さんと交わした言葉も全て、「あの日があったから、今がある!」と、いつか語れるような気がした。
本物は、続く
続けると本物になる。