『第三回地域共生社会の実現へ向けて何が必要か』
日時:3月15日(日曜日)
10時〜12時
場所:ごちゃまぜカフェ
ゲストスピーカー:
稲荷山にお住まいの80代男性堀内さん
『お年寄りも小供もそして障害者も安心して動ける街の研究』
34年前に地域で行われていた研究の記録の全てを手に、稲荷山地区にお住まいの83歳になる男性がカフェへ足を運んでくださいました。
ごちゃまぜカフェがある「稲荷山」は
福祉の街と昔から呼ばれています。
その理由は、昔は隠すかのように山間に作られていた障害者施設が、当時から稲荷山の街の中心に5カ所も存在していたからだそうです。
当時この会を引っ張ってきた仲間たちは7人の若い男性で、七人の侍と呼ばれていたそうです。
地域の中に生まれる、どうしようもない格差をなくしたい…
そんな思いから『お年寄りも小供もそして障害者も安心して動ける街の研究』をスタートしたのだそうです。
「英知を尽くしてきたこの記録を、終活をはじめた今、誰か若い方たちに引き継いでいきたいとずっと考えていました。
そんな時に高山さんたちのことを知り、ついにこの日が来たと、本当に嬉しかったんです!」
当時では珍しい工業デザインという分野のお仕事をしていたその男性は、バリアフリー、ユニバーサルデザインの観点から地域の調査を行い、更に地域で障害者神輿を作り障害が有る方達と、地域と共に活動を広げていったそうです。
「窮地なんてないんです。全ては楽しいことばかり!障害があろうがなかろうが、人が集まればどうにかなっていくものなんです。」
そう話してくださった瞳は熱く、キラキラと輝いていました。
3月の『地域共生社会の実現へ向けて何が必要か』は、ゲストに地域作りに取り組んでこられた堀内さんをお招きしてカフェで当時のビデオを箱型テレビで見ながら、お話を伺いたいと思っています。
(´∀`*)
34年前から繋がってきたバトン!
私たちもしっかりと、次へ引き継いでいきます!